21歳の決意
昨日は20歳最後の決断。
今日は21歳の決意。
20歳って正直まだ10代だと思ってました。
数だと20代なのに。
けど、21歳になって感じるのは、このままじゃいけない。そんな気がします。
というよりは、簡単に言えば、大人の仲間入りですね。
昨日起業するといった思いをもう少し詳しく書きていきます。
ふつうに大学生してれば、誰もがぶつかる就活。
就活を始めた頃、僕の第一志望は、(会社名出しちゃいますが)リクルートでした。
今まで出会ってきた大人の中でも、とりわけリクルート出身の人に面白い人がたくさんいました。
というのも理由やひとつではありますが、それはきっかけに過ぎないです。
「そんな会社あるんだ」ぐらいから、本気で調べてみると、いつのまにかリクルートの虜になっていました。
まずは勧められた本「江副浩正」。
リクルートの、そして江副浩正の過去について書かれたその本は、面白くてすぐ読めてしまいました。
なんとなくでもわかったリクルートの社風。
「若手の活気、バイタリティの強さ」
俺もその一員になって、バンバン活躍していきたい。
自分の性格上、(後先考えず、足突っ込んで)何にでも挑戦していく感じですし、もうこら受けたいな、この会社と思いました。
でも、他にもリクルートの本や、以前働いていた人の話を聞いていくにつれて1つどうしても前に進めない想いに突き当たることになりました。
リクルートの社員はよく上司にこう問いかけられるらしいです。
「それで、お前は何をしたいの?」
人は提案をするときに、いくつかの案をだして、上司に決断をしてもらおうと考えます。(今のバイト先の自分です。)
しかしリクルートは違います。じゃーお前はどっちを選んでこの案進めてくの?(本気で)
これを自分に当てはめたのがことのきっかけでした。
「俺がリクルートに入る意義は???」
もちろん将来浪江で働くためです。
浪江で事業を作っていくのに、そのための能力を育てていくこと。
でも、ここで迷いが生じました。
「俺が本当にしたいことはなんなのか」
それは、今置かれてる状況、浪江の状況を打破していくことだろ。
こんな回答3年前の上京する前からわかっていました。しかし、初めて納得し腹落ちするのに長くの時間がかかりました。
というよりは、今までそれを言える自信がなかったんだと思います。
強い気持ちを抱きながら、どこか自分が一番冷めた気持ちでみていたのかもしれません。
「どーせ無理だろ」
もちろんそれにはいろんな要素が付け加わります。
人が、ものが、環境がと…
けどそんなものにとらわれてどうなるんだろうと。
「浪江の状況を変えたい」
「もっと若い人と浪江で遊びたい」
「今の最高の仲間と、浪江で笑って過ごせたら最高」
ただそんなありきたりな思いが本来強いはずなのに、かっこよくいきたいがために。
それは誰が思うかっこいいかもわからず。
いや、多分この人にはかっこよく映らないなみたいな基準は一応あるんですよ(おそらく)
けど、そんなこと言ってたら、そんな覚悟なら、初めからやらないほうがいい。
将来だって。
だって、俺は世界一やばい状況に立ち向かっていくんだから。
まだどこの誰も体験してない世界と闘っていくんだから。
前の記事の決断はそんな思いから来てます。
書きながら再確認。
俺が取り組む課題って世界一楽しいんじゃん。
21歳。
正直まだバブルな思い出は少しありますが、決断を突き通していく覚悟はあります。
と言うよりは、今ここが、俺の中の、決断というものに対しての35キロ地点。
まだゴールは先だけど、ここで覚悟を決めて勝負ができれば、ここを乗り越えれば、我慢できれば、見えてくる世界は変わってくる。
21歳。
大人になった自分。
「若者が働きたい福島をつくる」