卒業論文

今大学三年の自分は、もちろん来年卒業論文があります。

 

論文のテーマ、場所は浪江町

なのはいいのですが、

元々は事業所再開の現状をまとめるようなものにしようかと思いましたが、

今日教授と話す中でまた一段と面白くなったのと同時に、

都市計画の論文というものについて、少し理解が進みました。

 

新しい?訳ではないですが、

テーマは簡単に言うと親父の頭の中の整理。

詳しく言うと、地元の篤志者が災害時、さらに被災時にどのように地域をつくっていくかということ。

 

民主主義が良しとされる都市計画の中では、少し独占的な話ではあるのですが、災害復興の中では、地元の有力者(もちろん1人ではないです)がリーダーとなって、少し強引に進めていくことがあります。

 

この際必要になってくると思われるのは、外からの力。

いわゆるよそ者。

 

地元のリーダーが外とつながりを持つことで、勢いよく計画的に物事を進めていくことができる。

 

なきものを外から集める。

もちろんモノも知識も。

 

けど、それってうまく体系化されていないよね。

 

災害時には理論だけではない、強引さが時には重要になってきます。

例えば災害時に篤志者が、地元のためにお金など考えずに強奪する。

その時必要なものはなんでもあるから(ある設定として。想定は建設業とか)

そして、篤志者は信頼とネットワークが活躍した分生まれる。

 

こんなところから始まるビジネスもあるし、というか、よそ者はそんな地域の篤志者と協力できれば一番ビジネス的に早いし。

  

そんなことを、小さい頃から感覚的に教わって自分ですが…

 

この人とこの人が繋がって、会社やってて、やることを決断し、スピード持って進めてく。

 

 

災害時、起業時(もしくは再開時)、○年後、と図解に合わせ空間的に表現する。

 

浪江はこれから起業者が現れる段階。

だから、違う地方、おそらく被災地と言われる沿岸部に、ベストプラクティスとなる事例がないか調査して、浪江の新規事業者のために論文を書く。

 

いやー

まとまったな論文。笑

悩み一つ終わり〜

 

まさにうちの親父はそんな人間で

あの3.11の時も

当時中1の自分は近くにいて欲しかったけど

なんか遠くに行っちゃうような気がして怖くて

 

でも町のために誰よりも働いていた

 

だから、今いろんな計画を進めていけてるし

人もついてくる

 

そんな親父からもっと勉強したいし

 

地域は、ひいては自分たちみたいな町は

 

そんな男からまちづくりが始まってもいいんじゃないかな

 

てか、言い方は少し悪いが

カタギの奴らが仕事起こさないで誰が起こすねん

(別にうちの親父は不良じゃありません。少なくとも今は…笑)

 

誰よりも尊敬する人。

だからこそその頭を俺が解剖する。

 

いやー、面白くなりそうだな。

そして、何より俺の、俺自身への卒業土産論文になりそうな予感がしてきたぞぞおぉぉ。笑

 

楽しみ。

 

もちろんゴールは

「若者が働きたい福島つくる」

 

それに向かって頑張っていこう