歴史の力強さ。

 

知り合いの紹介で手伝いをしてきた

東京ドームのテーブルウェアフェア。

 

 

地元浪江の「大堀相馬焼」を

販売してきて

感じたことは

歴史の持つ力。

 

 

この焼き物は300年の歴史があり、

震災で材料調達が困難になり

操業中止という困難にあいながらも

復活を遂げた瀬戸物です。

 

 

震災前は冠婚葬祭の贈り物として

地元浪江だけではなく、

福島県内でゆかりのあるものでした。

 

 

自分、もしくは家族のルーツに

福島がある方は

必ず一度は目にしたことがありはずです。

 

 

東京ドームでの出店中でも

多くの方が来て、

立ち止まり、

 

「あ、これ昔じいちゃんの家にあったなー」

「父が福島の生まれで。」

 

「相馬だって相馬。」

「昔いったなー」

 

「これよく見るやつよね」

「この馬の絵とか」

 

 

 

人それぞれ思い浮かべる物語は違いますが、

そこにあるのは

確かな歴史。

 

 

 

歴史の上に培ってきたもの。

それが思い出であり、

昨日今日できたものには敵わない

付加価値になって

ブランディングになってる。

 

 

歴史の力強さ

 

大きな大樹が

決してぶれないのと同じ。

 

そんな強い

歴史の力強さを

感じた1日。

 

 

 

良いものをつくる。

他と違ったものをつくる。

 

今から付加価値をつけよつとふるものは、

そんなふうに考えてしまう。

 

 

 

でもそうではない、

歴史がもつ、

その長い時の中に刻まれてきた思い出

それが付加価値にもなる。

 

 

現代に合わせながらも

決して変えてはいけないところもある。

 

 

ビンテージとは違って、

ものを長く使うとかではなくて、

 

 

ものは新しいんだけど、

大堀相馬焼という

その名前に

歴史があるから。

 

 

歴史を大事にして

守りながら

なおかつ、現代を取り入れながら

 

前に進んでいくことも

ものすごく重要なんだな。

 

と、お客さんの声から

感じ取ることができた

 

 

 

「若者が働きたい福島をつくる」

 

 

若者だから、

新しいものがすき。

 

そんなことないと思う。

 

ものは新しくても、

そこに歴史があるもの。

 

それは

なぜだか

気持ちを落ち着かせてくれるようなもの。

 

そんなものを、

僕は求めるかな。

 

 

ただ新しいだけじゃなく

歴史の上に成り立った

新しい挑戦。

 

 

そんな

挑戦が

 

 

歴史を勉強した上での挑戦が

 

 

町をよりよく、

みんなが来たい

そんなふうに思うのかな。

 

 

 

お客さんはいつも

新たなものを

教えてくれます。

 

 

 

昨日の記事でも

接客について自分なりに考えてます。

今日のは昨日のブログと似てるかな?

よろしければぜひ。

「会話から生まれる一杯」

http://happyshine.hatenablog.com/entry/2019/02/11/003230