卒論の続き

2つ前の記事「さらっと声を発してみますの続き」

 

あの回は結局卒論のことばっか書いてしまったのですが、考えて書いてみたからこその今の落ち着いた状況をまた書いてみます。

 

僕が参考にしている論文はとりあえず、今のところ浪江の落ちなりの研究をしてある一つの論文で、そこと比較しながら基本的に進めています。

 

ま、そもそも論、俺が何をしたいのかにめちゃくちゃよるんですが。

 

俺がやりたいことは、簡単いいうと俺の役に立つ浪江の論文を書きたい。役に立つというのは、卒論みたいにかっこよくいうと「浪江の今後の復興の示唆になる」ものを作り上げると言うこと。

 

そこで一つあるのは、どのように浪江のためになるのかと言うこと。

簡単い言うと、中の情報をまとめるのか、もしくは外からの情報を浪江のために還元するのか。

 

前者は、もう僕の強みがいくらにでも発揮できる場所ではあるのですが、今の現状を過去の情報から読み解き、論文として発表し、原発複合災害だからこその特徴を述べていくもの。

個人的には、先ほど言っていた、隣町小高のことについて書かれた論文とほぼほぼ同じようになるので、やりやすさがある分、僕の独自性をどのように表現するかが鍵になってきます。

 

そして後者は、外からの情報を浪江のためにまとめるもので、浪江の地理的状況や経済状況、元々の人口規模など様々な部分で比較をしやすい地域に絞り調べていくと言うもので、これも非常に面白いし、何より自分お勉強としてめちゃくちゃためになる。

 

ただ、後者の欠点であるのは、それを調べるには多大な時間を要すると言うこと。例えば、ここの事業者さんはここと繋がりがあったり」「ここの政治家と仲良いから、あそこの計画はこうゆうふうに進んでいくんだよね」みたいな話をわかるようになるには、生半端な時間ではすまないと言うことで。

 

浪江でいうとそうゆうネタは僕の得意分野ではあるのですが、他の地域でそうゆう話を知るのってめちゃくちゃ大変なんですよね。

 

僕の経験からすると、地域に精通している人を一人捕まえて、なおかつその人とずっと生活するとかするとわかりやすいんですが、僕がその経験で地域事情を詳しく知っているのは浪江以外には、一つしか心当たりがなく、もう2度とあんな経験を他の地方でしたいとは思わないぐらい大変なので、よくよく考えると、企画倒れなんじゃないかなと思えてきた今日この頃で。

 

と言っても、今の考えなので、ちょっと落ち着けてないのもあると思っていて、だからこうして文章にしているのですが。

 

だからここで自分に解いたいのは、「俺はこの論文を書くという行為で、浪江に、もしくは自分に何をどのようにどうやって還元をしたいのか」ということ。

 

正直、かっこいいことを考えるのであれば、東北のいけてる(の定義は後回しにして)、そんな奴らにどんな話を聞いて来れるのかなっては気になっているし、絶対に勉強になるとか以上に、繋がりも作れるし一石二鳥とか思ってたのが正直なところで、浪江でこんだけやってる俺は繋がりもあるし、なんとかなるんじゃねとか思ってたけど、現実は辛そうだなー。

 

しかも浪江にどんな情報が必要かっていうことは俺は意外にわかってなかった気がするし、今の浪江のことをわかった気がしていたけれど、そんなことよりは、俺が将来の浪江のためにできることを今しっかりもっとわかることが重要なんだと思うし。

 

外からの情報をめちゃくちゃ見るより、地に足つけて今の浪江の状況をしっかり俺の中に溜め込むことが何よりも自分のためになるんじゃないかと思うから。しかも俺にしかできない論文は、他の地域に素人の俺がいくよりは、浪江のプロフェッショナルの俺が浪江のことについて論文を書いた方が100%いいよね。

 

俺が浪江で書くことに関しては、もうなんでお前そんなことわかんだよってことがわかるわけだし、フットワーク軽く行けるし。

 

そして、浪江の事業所にも話を聴きやすくて、今の情報を外に発信することができる良いものができるはず。

(俺って人をより浪江でも知ってもらえるしね…)

 

そして、俺が生きていくなんとなくの俺のライフスタイル像をより鮮明にできるかもしれないから。そこで生きている人の話をもう一度冷静にしっかり聞くことで俺はそれを実現したいんだろうな。

 

今の状況をしっかり知ることで、もう一度俺が知らなくてはいけないことを冷静に考える。そんなための論文作成にしようかな。

 

かきすぎたな。

とりあえず今のところはこんな感じで。