編集者に会った話。
今日は、築地にある編集社にお伺いしてきて、
何をしようとしたかというと、
「雑誌の連載したいな〜」的な売り込みで...(笑)
お知り合いに紹介されながら、ご挨拶をしました。
自分をこの場まで連れてきてくれた人が隣に座っていて、
(ここではAさんとします。)
向かい側に編集者の方がいます。
(ここではKさんとします。)
隣に座っているAさんが僕のことを押してくれます。
「幸輝はこんな感じで面白い子なんですよね。」
僕は心の中で、
「えええ。そんな風に話もっていくんだwww。ちょっといきなりだよwww」
この人やっぱり変態だな...
でも、そのおかげで、僕も緊張しせずに話をすることが出来て、
自分はどんな人間をお話ししながら、
編集者のKさんとも、楽しく会話をしている雰囲気で、
また、Aさんがいきなりぶっこみます。
「で、幸輝はこんなことやりたいと思っていて、僕もおすすめなのですが。」
また僕は心の中で、
「え、ここであの企画書だすのかwww」
もうものすごくたどたどしくて(笑)
そして企画書をKさんが読んでくださる中、
僕は、
「え、どうなのよ。いいのかな。こんな生意気なことして。ほめられるの。おこなられるの。」
そんなこと心の中で思っていて、
Kさんは読み終えて、
「おもしろそうじゃない!」
と一言。
もう僕は、よかったーーー(笑)
しかし、現実は甘くなく、そんな簡単に連載はできるわけではなく、
Kさんは編集者の立場で
もっと多くの人に読んでもらうにはどうしたらいいかを教えてくださいました。
「正直、山本君はまだ連載しても読んでもらえるほど、人として魅力は話してみないと伝わらないから、文字でつたえるのは、山本君の話を連載するより、浪江町とか周辺の地域でとんがっている人を取材して山本君が書くみたいな形のほうがはじめはいいんじゃないかな。」
よくよく考えれば、自分でも考えられるような当たり前の返事が返ってきて、
でもさらに、今の雑誌の傾向や世の中の傾向についても教えてくれて、
そのうえでの僕へのアドバイスでした。
今はインバウンドが流行ってきて、
なおかつ大学生の就職に関しては、
数年前に比べると完全な売り手市場。
その中では、地方での暮らしというより、
より世界との繋がりとか、どう働いていくのか見たいなとこに注目集まってて、
この前新規で始まった連載もそうで、そこに注目したいしところはあるらしく。
でも、Kさんはこんなこともおっしゃってくれました。
「でも、最近こんな元気な若者いないから、いいよね。A君ありがとうね。連れてきてくれて。幸輝君もこれからもよろしくね。」
もうめちゃくちゃ嬉しくて、
あと、別に自分の選んだ道が、正解か不正解かはわからないけど、
なんか肯定されてる気がして、
「やっぱこれが俺っぽいし、これでいいんだ」
そんな風にも思えて。
今日の出会いは、自分の背中を押してくれるような
新たな出会いになったし、
何より純粋に楽しかった。
でもここでも、
自分がやっていかなくてはいけない責任感が伴ってくるわけで、
だからこそ、
また一から頑張っていこう。
「若者が働きたい福島をつくる」
最後の目標は、そこだから。